何度も読み返している90歳のフィットネスインストラクター「タキミカさん」の本

今回は私が定期的に読み返している本をご紹介しようと思います。
何歳からでもできると思わせてくれる!
2年ぐらい前にふらっと立ち寄った本屋さんでたまたま目にしたのがこちらの本。
表紙の写真を見て「90歳とは思えない!!」とビックリして思わず手に取りました。
著者の瀧島未香さん(通称タキミカさん)は出版当時90歳で、フィットネスインストラクターをされているとのことですが、驚いたことに65歳まで運動経験はゼロ!
65歳でジムに出会い、それから70歳で開脚ストレッチにトライ(3年後に成功)、72歳で水泳とマラソンに挑戦、74歳でフラダンスを始め、80歳で筋トレ開始、87歳でフィットネスインストラクターとしてデビューしたそうです。
それだけでもだただた「すごいー!!」としか思えないのですが、時々出てくるご本人の写真がこれまたすごい!
ベターっと開脚している姿や、引き締まった身体にプリッとしたお尻。座った時の姿勢もとっても綺麗で、しつこいけど90歳とはとても思えず。
小さい頃から運動してました!とか、スポーツやってました!とかだったらまだ分かるのですが、65歳まで何の経験もしたことがなかったという点が本当に驚きです。
と同時に、それぐらいから始めても人ってこんなに変われるんだー!とものすごい勇気と希望をもらえます。
健康寿命を延ばしたい
ちなみに私はというと、物心ついた頃からめちゃくちゃ体が硬くて踵をつけてしゃがめないし、長座の時に骨盤を立てることもできません。
20~30代はダンスを習っていたのですが、体が硬すぎてできない動きがいっぱい・・・(涙)
猫背で姿勢も悪いので胃腸が弱かったり(内臓がうまく機能していない感じ)、ぎっくり腰にも数回なったり。
と、体が硬い&姿勢が悪いことで不都合が多い人生を歩んできました。
それを改善するためにストレッチ教室に通ったり、ヨガをやってみたりと色々試してみたのですが、スタートラインにすら立てない状況がけっこうあって、それがなんとも恥ずかしい・・・。

体が柔らかい人と一緒のクラスはちょっとツラい(涙)
ので、今は家で寝る前にストレッチをやっています。
英語の勉強同様、細々と続いている感じなので大きな変化はあまり見られないのですが、まぁ全くやらないよりはましでしょう。
でも、不調になる度に「このままでは健康寿命が短くなってしまう!」という気はしているので、時々「タキミカ体操」を読んで、ストレッチのモチベーションを上げたり、「今からでも遅くない!」と自分を鼓舞したりしています。
健康寿命とは
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。健康寿命が短いと人生の後半戦に介護や支援を必要としてしまう
大切なメッセージ2つ
1秒でもいいから毎日続ける
とにかく続けることが大切とタキミカさんは強調しています。
無理なハードルを課すことが続かない一番の原因なので、1秒だけストレッチをした日でも「今日もやったぞ!」と思えばオッケー◎
「毎日1秒」でも1年後には変わっているはず!
楽しんで続ける
この本を読んでいて特に感じるのが、タキミカさんは運動に「ハマった」んだなぁということ。
65歳でジムに出会ってからというもの、毎日朝10時から夕方5時までジムに入りびたっていたそうです。
続けるうちにどんどんできるようになって楽しくなってくる。楽しいことに夢中で没頭していたらここまで続いた。
という感じで、続けるコツはやはり「楽しむ」ということですね。
まとめ
私はまだミニマリストな部分も少し残っているので、基本的に本は電子書籍で買うか、紙の本を買った場合は読んだ後にすぐに売ってしまうのですが、この「タキミカ体操」は手元に置いて定期的に読み返しています。
40代も半ばに近づき、健康のこととか年齢のことを気にかけることが多くなってきましたが、タキミカさんに言わせると「60歳なんて赤ん坊みたいな年頃ね」だそうです(笑)
(「もっと若い人は、うまれてもいないことになっちゃうかしら」と続く)
この本を読むと、まだまだ何でもできる!明るい未来に向かって元気に進もう!みたいな感じで本当にたくさんのパワーをもらえる気がします。
また間を開けて読もうと思います(笑)
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