ダンボール2箱分の分厚いアルバムは全てデジタル化しました
私が実家で暮らしていた頃の話しになるのですが、「ミニマリストになりたい!」と思った時に最初にやったことは自分が生まれた時からの現像写真の整理です。
タイトルの通りダンボール2箱分の分厚いアルバムが実家のクローゼットに置いてあり、「これ、いつか実家を出る時に持って行かなきゃいけないんだな~。けっこうな荷物・・・(汗)」とずっと思っていました。
覚えている限り大学生の時はまだ現像するタイプのカメラを使っていて、卒業後に初めてデジカメを買ったような気がします。
なのでそれまでの現像写真も全部デジタル化して、少しでも身軽になりたい!と思ったのでした。
今回はそんなお話しです。
最初はスキャナーで画像を取り込む
家にたまたまスキャナーがあったので、それを使って写真をデータにしてパソコンに取り込むことにしました。
流れとしては、写真をアルバムから取って、スキャナーの透明な原稿台の上に2~3枚置いて、上からカバーをしてからスキャンボタンを押す!という感じなのですが、これがめちゃくちゃ大変!!
まず粘着タイプのアルバムなので、写真が引っ付いていて簡単に取れません・・・(涙)
なので写真を剥がす作業に一苦労。カッターを駆使してなんとか剥がしていきました。
次に取り込んだ画像を加工するのですが、こちらもなかなかの手間・・・。
画像加工ソフト(Photoshop)で1枚1枚リサイズして保存していくのですが、写真のサイズが色々あるので、けっこう時間がかかります。
1つのアルバムでこれぐらい↗写真があるので、気が遠くなるような作業量です・・・。
それを毎週末ひたすらやっていました。
独身実家暮らしで時間に余裕があったからできた感じですね(汗)
スキャンアプリで作業が一気に高速化!
数ヵ月の間作業を続けていたのですが、とにかく手間がかかるのでもっといい方法はないかと調べてみると「CamScanner+」というスキャンアプリを発見!
このアプリの何が良いかと言うと、スマホをスキャナーにすることができるところです。
アプリ内のカメラで写真を撮ると、自動で切り抜き範囲を設定してくれます(自分で範囲を動かすことも可能)。
オッケーを押すと切り抜かれた状態でPDFやjpeg形式で保存することができます。
これにより、写真をアルバムから剝がす必要もないし、リサイズの手間も大幅にカット!
スマホ1つで全て完了するから作業が速い速い♪
このアプリでスキャンしまくって(写真を撮りまくって)、勢い余って小中高の卒業アルバムも、そしてなんなら卒業証書もデジタル化してしまいました(笑)
卒業証書は処分して良いものか悩みましたが、一応今のところ支障なし!
大学時代の写真はポケットタイプのアルバムに保管していましたが、こちらも場所を取るのでデジタル化。
半年ぐらいかかってようやく全部の写真をデジタル化することができました。
写真館で撮影した七五三や成人式の写真はアルバムのまま保管、またそのまま残しておきたい思い出の写真は無印のアルバムに集約させて保管することにしました。
ダンボール2箱分が↑これだけになったので、大分身軽になりましたー!
※スキャンアプリ「CamScanner+」ですが、使い始めた時はたしか無料だったのですが、途中で有料版にしないと機能しない箇所が出てきたので、有料版を買った気がします。(すみません、たぶん10年ぐらい前のことでよく覚えていないです)
今でもこのアプリを使っていますが、問題なく使えています。
デジタル化した写真は年ごとにフォルダに保管
取り込んだ写真はハードディスクの写真フォルダに全て保管しています↓
年ごとにフォルダ分けしているので、写真を見つけやすくなりました!
↑これ2024年フォルダまで続いています。
こういうのは几帳面に整理しておきたいタイプ(笑)
最近は、娘と同じ年齢だった頃の自分はどんな感じだったかな~とか、今の自分と同じ年齢だった頃の両親はどんな感じだったかな~と写真を眺めてみたりしています。
アルバムだとクローゼットから引っ張りだして、写真がどこにあるかを探さないといけないので昔の写真を見ようという気になかなかならなかったと思いますが、今はパソコンを開けばいつでも見られるので気軽に思い出に浸ることができるようになりました。
まとめ
現像写真のデジタル化作業はとても大変でしたが、終わってしまえばいいこと尽くめでした。
夏に引越しをしましたが、ダンボール2箱分の荷物が追加されていたかと思うとうんざりしますし、新しいお家でもクローゼットが割といっぱいなので保管場所にも困っていたと思います。
そういった意味でも大分良かったですし、ただ処分したのではなく思い出として別の形で保管できている点でもとても嬉しいです。
今の時代のテクノロジーの進歩にホント感謝ですね!
※アイキャッチ画像はfreepik(著作者:pch.vector)の素材を使っています