良い気分でいると現実が勝手に好転する話し
私は「自己啓発本」とか「引き寄せの法則の本」とかを読むのがけっこう好きで、友達からも「私=そういう本ばっかり読んでいる人」みたいなイメージを持たれている気がします(笑)
ということで今回はガラリと内容を変えて、そういう本を読んで学んだことや実践結果をお伝えしようと思います。
そもそものはじまり
そもそもなぜそういう本をたくさん読むのかというと、それは自分に自信がないからです。
私には4つ年上の兄がいるのですが、兄は勉強が好きらしく成績優秀。
それに比べ私は小さいころから勉強ができるわけではなく、まぁ普通。
なので私にやる気を出させるためか、母からはよく「お兄ちゃんは勉強ができるのに、あなたはねぇ・・・(やらないねぇ)」と比べられていました。
それを挽回しようと小学・中学では良い子を演じるというわけではないですが、先生に気に入られるような態度を取って成績以外の部分でよく褒められたりしていました。
なのでそこまでは一応黄金時代!
でも高校に入るとそれももはや通用せず、闇の3年間を過ごします。(落差が辛かった。)
大学は運よく楽しく過ごせましたが、社会人になってからは就職1年目で早々に挫折・・・。
そこからはパッとしないまま派遣で職を転々としながら過ごしてきました。
ホント何をやっても私は中途半端なのに、周りの友達はみんなバリバリ働いてそれはそれは輝いて見えてしまう・・・。
そんな友達とも比べてますますみじめな自分はこの先どうすればいいんだろうと自己啓発本や引き寄せ本を読み漁ったのでした。
やりたいことをやってみたら色んなミラクルが起こり始める
30歳も半ばになり恋愛からもかなり遠ざかっていたので、焦る気持ちから婚活もしてみたのですがそちらも全く上手くいかず・・・。
そこで婚活もとりあえず辞めて、引き寄せの法則の本に書かれていたことを実践してみることにします。
それは「良い気分でいれば良い未来がやってくる」ということと、「準備ができてからやるのではなく、先にやってみる」ということ。
その頃私はまだ実家暮らしをしていたのですが、1人暮らしをしてみたいという希望がありました。
でも全然稼いでいないから金銭的に厳しそう・・・。いつか稼げるようになってから・・・とずっとあきらめていました。
でも「いつやるの?いまでしょ!!」の如く、思い切ってやってみることに!
私が借りられるお部屋といったら築年数が古い6畳のワンルーム。
夏は激アツ、冬は極寒で隣の部屋の音もガンガン聞こえるという物件・・・。
そこに折り畳み式のテーブルを置いてミニマルライフをスタートさせたのですが、それがめちゃくちゃ楽しかった!!
友達からは「監獄みたいだね~(笑)」と言われましたが、とにかく初めての1人暮らしが楽しくて嬉しくて毎日がハッピーに♡
そうしたら突然、10年ぐらい前に一緒に働いていた人から「紹介したい人がいるんだけど、どうかな?」とメールが届きました。
1人暮らしを始めてから2ヵ月ぐらいのことです。
6年間恋愛からは遠ざかっていたし婚活しても全然ダメだったのに、急に舞い込んだ話しに「すごーーーっ!」と驚いたのと同時に、「本に書いてあった通りだ!」「1人暮らしをしてからずっと良い気分だったからだと思うけど、それにしても早っ!」とテンションが上がりました。
紹介してもらった方は大企業にお勤めの年下エリートさんで、最初は私のスペックを見て私には全く興味がなさそうでしたが(笑)、まぁ何回か会ううちにお付き合いすることになりました。
そうしたら次にこれまた10年ぐらい前に一緒に働いていた友達が起業して小さい会社を始めたから来ない?と声をかけてくれました。
その時ちょうどあまり好きではない職場で働いていたので、友達の会社へ転職することも決めました。
という感じで1人暮らしがきっかけで、そこからどんどん状況が好転。
その後お付き合いしていた方に急に海外転勤の話しが出て、あっという間に香港へ行ってしまいました。
「いい流れだったのに何で~!?」とさすがに落ち込みましたが、そんな時今度は関西に住んでいた時の幼馴染が「職場に結婚したがってる人がいるけど、どう?」とこれまた急に連絡をくれました。(※私は千葉出身ですが、幼稚園年長から小3まで神戸に住んでいました)
香港の彼とは遠距離が上手くいっていなかったし、私はその時千葉に住んでいたので関東と関西だったらこっちも遠距離だよね・・・とあまり現実味がありませんでしたが、でもタイミングが絶妙だったこともありとりあえず会ってみることに。
その後香港の彼とはお別れし、関西の彼とは何度か会って色々すったもんだありましたが、なんだかんだで私が関西へ移り住むことになり、それから数か月後に籍を入れることになりました。
↑夫との馴れ初め(笑)
やることは本当にシンプル
子供が生まれてからは慣れない育児にいっぱいいっぱいで、引き寄せの法則のことなんかすっかり忘れていましたが、最近また思い出しておさらいしています。
備忘録ではないですが、1人暮らしをしていた頃にやっていたことをまとめておこうと思います↓
まず大事なことは「良い気分でいれば良い未来がやってくる」ということ。
それを踏まえた上で、
- 好きなことをやる時間を作る
- 今何を考えているかをチェックする
- 幸せの感度を下げる
ということをやっていました。
好きなことをやる時間を作る
私の好きなことはズバリ「カフェでお茶」です!
カフェでゆっくりお茶を飲みながら、本を読んだり、いいことノートを書いたり、手紙を書いたり、ただぼーっとしたり。
1人暮らしの時は朝5時に起床。1時間ぐらい早く職場の最寄り駅に到着し、そこからゆっくりお茶タイムをしてから出社していました。
それができない場合は帰りに10分でもカフェタイムを確保!
好きなことをやる時間=良い気分でいられる時間なので極力その時間を持てるようにします。
今何を考えているかをチェックする
それから自分が今何を考えているかを意識してチェックすることもやっていました。
「良い気分でいれば良い未来がやってくる」ということはその逆もしかり。
私の場合、意識していないとネガティブなことを考えていることが非常に多いので、今の気分が未来を創ることを思い出して、ネガティブな考えはできるだけ手放すようにします。
でも手放すことが難しい場合も多いもの。
そういう時はただ、「あー、また悪いこと考えてるな~」と客観的に自分の考えを見つめるだけでもオッケー◎
幸せの感度を下げる
これは、今あるものに目を向けてありがたいな~と思うこと。
例えば、夜寝る時に温かいお布団の中で完全に横になって寝られるなんて幸せだな~とか、お風呂に入るときに湯船に浸かることができるとはなんて恵まれているんだろう!とか、当たり前のことに注目して感謝します。
私は海外が好きでけっこう行きましたが、フィリピンで一泊600円の宿に泊まった時なんかベッドが小さくて完全に足が伸ばせなかったり、蛇口をひねっても水がポタポタ垂れる程度しか出なかったりということがありました(笑)
一番衝撃的だったケース↑(笑)
それと比べるわけではないですが、今の日本の普通の生活って実はすでにめちゃめちゃ恵まれています。
それなのに他のことに意識が向いてしまって、勝手に自分を不幸にしていること多し。
以前の私も、仕事はできないし何の実績もない、本当に何のとりえもない人間だ・・・と卑下していましたが、それでもいつもご飯は食べることができたし寝るところもあったわけです。
それがどれだけ幸せなことか!
そこに注目するだけで良い気分が訪れます。
まとめ
ということで、この3つを少し意識しながら過ごしていたら自分でも思いもよらない方向へ進んでいきました。
私のスペックは本当何も変わっていないのに、今は子供もいて新築マンションに住めちゃってるわけですから不思議なものです。
やっていた3つのことは本当に簡単です。
1日10分で良いから自分の好きなことをやる。何を考えているかを時々チェックする。今あることに感謝する。
頑張る必要はないので無理のない範囲でやってみることをおススメします。
私もすっかり忘れていましたが、初心に戻ってまたこの3つを意識して過ごしてみようと思います。
何か良いことが起こったら、また報告しまーす!(笑)
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